著書は、岩国が舞台の名作、「おはん」、「色ざんげ」、「或る一人の女の話」など多くの優れた作品を生みだしています。1974年には「雨の音」を発表、1983年発表の「生きて行く私」は、宇野千代の自伝的小説といわれ、家族や生まれ育った岩国への愛情がうかがえます。また、きものデザイナーとしても活躍し、晩年に到るまで旺盛な活動を続けた女性実業家の先駆者としても知られます。岐阜県本巣市にある樹齢千五百年以上の彼岸桜の古木である「淡墨桜」の保護を訴えた活動をしたことでも知られ、同市のさくら資料館には、淡墨桜に関する彼女の作品が展示してあります。1996年6月10日、急性肺炎のため、東京都港区の虎の門病院で死去。
<お墓の所在地>
〒741-0082
山口県岩国市川西 教蓮寺
TEL:0827-43-1693