黒澤明(1910–1998)
東京・大田生まれの映画監督・脚本家。PCL(後の東宝)に入社して山本嘉次郎に師事し、1943年に『姿三四郎』で監督デビュー。戦後の日本映画を国際的な地位に押し上げた最大の功労者として知られる。
代表作は枚挙にいとまがなく、『羅生門』(1950年、ヴェネツィア金獅子賞)、『生きる』『七人の侍』『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』『用心棒』『椿三十郎』『天国と地獄』『赤ひげ』『影武者』『乱』『夢』など。様式美、テンポ感、緻密な編集、群像劇の演出力で「世界のクロサワ」と呼ばれ、ジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシら世界の映画作家に決定的な影響を与えた。1989年にアカデミー名誉賞を受賞している。