島崎藤村(1872–1943)
長野県筑摩郡馬籠村(現・岐阜県中津川市馬籠)生まれの詩人・小説家。本名・島崎春樹。明治学院普通部を卒業後、明治女学校で英語教師を務めながら詩作を始めた。
1897年刊行の詩集『若菜集』で、近代日本における浪漫主義詩の確立者として高く評価される。後に小説に転じ、『破戒』『春』『家』『新生』『夜明け前』などを発表。とくに自伝的大作『夜明け前』は、明治維新の動乱を木曽の宿場町から描いた長大な歴史小説として、近代日本文学の代表作の一つに数えられる。
日本ペンクラブの初代会長を務めた。