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人物伝

宇野千代(うの ちよ)

宇野千代(1897–1996)

山口県岩国町生まれの小説家・随筆家・編集者・着物デザイナー。波瀾の恋愛遍歴と着物文化の振興でも知られる近代日本を象徴する女性作家の一人。

1921年『脂粉の顔』で時事新報懸賞小説に当選し文壇登場。代表作は『色ざんげ』『おはん』『ある一人の女の話』『或る男の断面』『生きて行く私』など。とくに『おはん』(1957年)は捨てた妻と再会する元夫を描いた古典的傑作として、野間文芸賞・女流文学賞を受賞している。

雑誌『スタイル』を創刊し、戦前から戦後にかけて女性ファッション・着物デザインを牽引。98歳で逝去するまで現役で書き続けた。「私何だかすべてのことうまく行くような気がするんですよ」を晩年の口癖とし、ポジティブに生きる女性の象徴として愛された。

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