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人物伝

芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)

芥川龍之介(1892–1927)

東京・京橋生まれの小説家。本名・芥川龍之介。出生直後に母が精神を病んだため、母方の伯父・芥川家に引き取られて育つ。東京帝国大学英文科在学中、第三次・第四次『新思潮』同人として頭角を現した。

1916年『鼻』が夏目漱石に絶賛されて文壇登場。『羅生門』『芋粥』『地獄変』『杜子春』『藪の中』『河童』『歯車』『或阿呆の一生』など、古典説話と西洋思想を融合させた知的な短編で大正期を代表する作家となった。とくに『藪の中』は黒澤明の映画『羅生門』の原作の一つとして世界的に知られる。

1927年7月、「ぼんやりした不安」という言葉を残して服毒自殺。死後、文藝春秋社が芥川賞を設けて若手作家の登竜門とし、その名は日本文学史に永遠に刻まれた。

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