日本の文芸·映画·芸術人物伝オンライン百科
人物伝

太宰治(だざい おさむ)

太宰治(1909–1948)

青森県北津軽郡金木村(現・五所川原市金木町)生まれの小説家。本名・津島修治。津軽の大地主・津島家の六男として育つ。旧制弘前高校を経て東京帝国大学仏文科に入学(後に除籍)、井伏鱒二に師事した。

『晩年』『富嶽百景』『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『斜陽』『人間失格』など、自己と社会のはざまで苦悩する人間の声をきわめて口語的でリズミカルな文体で描き、戦後日本人の心情を代弁した。『斜陽』は戦後の没落貴族を描いて広く読まれ、「斜陽族」という流行語を生んだ。

四度の心中未遂を経て、1948年6月13日、玉川上水で愛人と入水し心中。誕生日の6月19日に遺体が発見された。墓地・三鷹禅林寺には今も全国から訪問者が絶えない。

Scroll to Top